金属アレルギーと診断されました。。。|日高市武蔵台エリアで歯医者、歯科医院をお探しの方は、武蔵台歯科医院まで

2016年11月29日

A子さん:突然、顔・手足がかぶれる様になったので皮膚科に受診しパッチテスト(種々の金属アレルギーを診る検査)をしてもらうと歯科用金属に含まれる物質【銀・銅・パラジュウム】にアレルギー反応が出たので、除去してください。

初診時口腔内写真

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A子さん:先生なぜ、金属アレルギーって起こるのですか?

● 歯科用金属アレルギーのメカニズム

アレルギーにもやる気スイッチ

スイッチを入れる 4つきっかけ!!
 【金属】   【汗】   【菌】   【傷】

この4つがそろった時、体の自衛隊【免疫】が緊急出動

体の自衛隊のやる気スイッチスタートです!!

① 傷ができると免疫【白血球】が菌と戦う

→ 炎症の始まり
② みなさんここに敵がいます集合してください!!

→ 赤く・腫れるいる状態
③ この時に、体の一部に金属が入ってると((((;゚Д゚)))))))

→ 金属にも白血球の担当が付き、増殖して戦う!!

この時が「アレルギー体質」に変わります!!
⑤ その後もただ、「金属」だけが入ってきた時には「異 物」として戦い始めます。

point

結果

免疫は炎症物質を出しながら異物と戦うため、湿疹やかゆみがおきるのです!!

 

金属が身近にあるけど、意外と知らないこと。

さて、金属がどうやって体の中にはいるの?

金属は体液【汗・唾液】で溶けます ((((;゚Д゚)))))))
よくCM(銀イオンで消臭など。)で言われる= イオン化すると言います。

ここがポイントなのです。

その粒の大きさは、およそ「0.0000001mm」です。「金属+体液」という条件が揃ってしまうと「お肌に金属がしみ込む」と言われてます!!

乾燥する時期なりました。カサカサ対策ももちろん重要ですが、ついでに皮膚や粘膜もチェックしてみて、気になる方は、医療機関に受診してみてください。

次のブログでは昨日、武蔵台歯科医院で治療した金属アレルギー対策の治療を実際の症例を紹介いたします。