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歯科衛生士の木村です。
季節がら、あちらこちらにチョコレート売り場が特設されていますよね。
この時期でないと入手できない物もあり、スイーツ好きにはたまらない季節・・・
ところで、大好きなチョコレートをプレゼントされたあなた・・・
そのチョコレートはダラダラ喰い?それとも、一気喰い?
同じ量のチョコレートを食べるのに、チョコレートを一日に何回も口に運ぶか、一度に食べてしまうのか?
私たちの歯にとっては大きな問題です。
下の図は、食事をした後の口の中の『pH』を示したものです。
食事回数(間食や甘味飲料含む)が多いと ≪酸によって歯の成分が溶け出す時間≫ がとても多い。
言いかえると・・・
≪歯にダメージを与えている時間≫ がとても長い‼
一目瞭然ですね。
甘い物は、『食事と一緒に食べる』『摂取回数を減らす』など、
摂取量を減らさなくてもリスクを抑えられます。
そう!! 食べ方によって、虫歯や歯周病のリスクを下げることができるんです。
もちろん、甘みのない食べ物でも同じことが言えます。
『食事後、口の中は酸性に傾き、歯の成分が溶け出して(脱灰)しまう。』 みなさんご存知と思います。
その後、唾液の働きで口の中は中性に戻り、歯の修復(再石灰化)が行われていることや
セルフケアが大切な役割を果たしていることも・・・
いつもの歯磨きに、甘い物(間食)を食べるタイミングをプラス!
いつまでも、自分の歯でありたいですね。