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歯科衛生士の木村です。
ここ1~2週間の間に、数名の妊婦さんが来院して下さいました。
そこで、今回は赤ちゃんの虫歯についてお伝えします。
歯のない赤ちゃんの口には、虫歯菌はいません。
ところが歯が生えはじめると、外部から侵入し、口腔へ棲みついてしまうのです。
『なぜ?』って・・・
それは虫歯が、家族の唾液から赤ちゃん(お子さん)に感染するからです。
妊娠中は、つわりや食事回数の増加などで虫歯菌が増加しがちです。
そこで安定期には歯科検診や治療を受け、虫歯菌の働かない環境を整えることは、
母子感染を防ぐ大きなポイントです。
しかし、それだけでは、赤ちゃんの虫歯は防げません。
お父さん・おじいちゃんおばあちゃん・お兄ちゃんお姉ちゃんなど・・・
周りの人達がみんなで歯科検診を受け、虫歯予防に努めましょう。
赤ちゃんの歯が生えてくる前に、感染させない環境を整えることが大切です。
虫歯菌の感染防止・遅延は、自分の歯での生活期間を長くすることにつながります。