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2017年5月22日

みなさんこんにちは。歯科衛生士の岩田です。今日は歯周病が進みすぎてしまった患者さんに行う手術について紹介したいと思います。

 

フラップ手術(歯肉剥離掻把術)は、深いすぎる歯周ポケットが残り炎症が消えなかった場合に行う歯周外科手術です。
フラップ手術は、深い歯周ポケットを形成している病巣がよく見えるよう歯肉を切開して部分的に開き、深い部分に残っている歯石や感染している組織を取り除く切除的外科療法です。

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歯肉を部分的に切り開くことで、感染をおこしている病巣を実際に目で確認することができます。直接見ることで、歯周基本治療で取りきれなかった歯石をしっかり取り除き、炎症により破壊された歯槽骨の形態を整えることができるため歯周組織を健康な状態に改善していくことが望めます。
部分的に切り開いた歯肉はこれらの処置後に元に戻して縫合します。

手術後は柔らかい歯ブラシや炎症を抑える効果の高いコンクールという、うがい薬を処方させていただき経過を見て行きます。

大掛かりな処置は患者さんへ負担もかかってきます。ぜひ症状が軽いうちに検診にいらしてください。